ナミヤ雑貨店の奇蹟 著者東野 圭吾(ひがしの・けいご)

ナミヤ雑貨店の奇蹟

東野作品史上、もっとも泣ける感動作!

著者 東野 圭吾

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あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

 

定価  734円(本体680円+税)発売日:2014年11月22日レーベル:角川文庫
ページ数416ページ
ISBN(JAN)9784041014516

 

 

この小説を初めて読んだ時の感動は、今でも忘れられない。
設定は「過去から手紙が届く」というファンタジーなのに、物語は「なぜ届くのか」を説き明かしていくミステリー。
そして、数々の伏線が見事に一つに収束するラストシーンは、落涙必至。
ファンタジーにしては苦すぎる。ミステリーにしては温かすぎる。では、一体何なのか

ずばり、天才・東野圭吾が生み出した、小説の中の小説。これを読まずして、小説を語るなかれ! 
——劇作家・演出家 演劇集団キャラメルボックス 成井 豊氏

 

 

東野 圭吾(ひがしの・けいご)

1958年、大阪府生まれ。85年、『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に『殺人の門』『探偵倶楽部』『さまよう刃』『夜明けの街で』『虚ろな十字架』『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』など多数。海外においても『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が中国国内でベストセラー50万部を突破するなど、アジア圏を中心に支持を受け、韓国では国内作家を抑えて<2014ゴールデンブックアワード>に選出された。